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景況レポート

(平成30年10月〜12月期実績、平成31年1月〜3月期見通し)

 一部の業種では好調な様子が見られるものの今後は横ばい状況が続くものと思考される。米中間貿易摩擦の問題は長期化しており、先行きに対する不透明感が増している。

概況

 平成30年12月の有効求人倍率は全国平均1.63倍で前月と同水準である。一方、12月の国内企業物価指数は前月比▲0.6%減少している。
 当庫の調査においては、今期の景況感について売上は前期比横ばいで、収益は前期比減少となった。来期について、売上は横ばいで、収益は減少幅が拡大する見通しとなっている。
 H30年10〜12月期の日経平均株価は、10月下旬、世界同時株安の影響から、22,000円前後に下落した。12月に入り、米国景気減速懸念の強まりから一時20,000円を割り込んで再び下落し、20,014円で引けた。

日経平均株価(単位:円)

  最高 最低
10月 24,270 21,149
11月 22,486 21,507
12月 22,574 19,155

業況

 今期(10〜12月期)の全業種の業況は前年同期比で、売上額が0.2%、売上数量▲0.3%、収益が▲0.5%となった。前期(7〜9月期)との比較では、売上額は変わらず、売上数量は0.6ポイント増加となり、収益▲0.8ポイント減少となった。
 前期に比べ、売上額が増加したと回答した事業所は9.6ポイント増加して39.5%、減少したと回答した事業所は2.8ポイント減少して32.6%になった。また、変らずとの回答をした事業所は6.8ポイント減少して27.9%となった。
 収益が前期に比べ、増加したと回答した事業所は、8.1ポイント増加して33.3%、減少したと回答した事業所は2.2ポイント減少して37.2%となった。また、変わらずとの回答をした事業所は5.9ポイント減少して29.5%となった。

売上額DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(10〜12月期)の全業種総合の売上額D.I.は、6.9となり、前期(7〜9月期)に比べ12.4ポイントの改善となった。
 来期(1〜3月期)についてのD.I.は▲17.1となり、今期に比べ▲24.0ポイントの減少を予想している。

収益DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(10〜12月期)の全業種総合の収益D.I.は、▲3.9となり、前期(7〜9月期)に比べ10.3ポイントの改善となった。
 来期(1〜3月期)についてのD.I.は、▲15.5となり、今期に比べ▲11.6ポイントの減少を予想している。

対前期比売上額DI H30
1月〜3月
H30
4月〜6月
H30
7月〜9月
H30.10月〜12月 H31
1月〜3月
予想
見通し 実 績
増加した 18.4 28.4 29.9 31.5 39.5 21.7
変わらず 24.4 27.7 34.7 45.7 27.9 39.5
減少した 57.2 43.9 35.4 22.8 32.6 38.8
「増加」― 「減少」 ▲38.8 ▲15.5 ▲5.5 8.7 6.9 ▲17.1

対前期比収益DI H30
1月〜3月
H30
4月〜6月
H30
7月〜9月
H30.10月〜12月 H31
1月〜3月
予想
見通し 実 績
増加した 16.8 21.0 25.2 19.7 33.3 22.5
変わらず 29.8 36.5 35.4 49.6 29.5 39.5
減少した 53.4 42.5 39.4 30.7 37.2 38.0
「増加」― 「減少」 ▲36.6 ▲21.5 ▲14.2 ▲11.0 ▲3.9 ▲15.5

*このレポートは高岡市内170社、射水市22社の計192社について景気の現況と 見通しについて調査を行ったものです。(回答135社、70.3%)

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