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景況レポート

(平成24年1月〜3月期実績、平成24年4月〜6月期見通し)

緩やかな回復基調にあるものの、先行きは依然不透明感が強く、厳しい状況が続くと見られる

概況

 財務省北陸財務局富山財務事務所が、3月に発表した富山県内の法人企業景気予測調査による今期(24年1−3月期)の景況判断BSIを見ると、全産業では「下降」超幅が拡大している。来期(24年4−6月期)については、「下降」超幅が縮小する見通しとなっている。
 当庫の調査においては、今期の景況感について売上・収益共に前期比「減少」幅が拡大している。来期は売上が、「増加」に転じ、収益は「減少」幅が縮小する見通しとなっている。先行きについては、依然不透明感が強く、厳しい状況が続くものと見られる。

 平成24年1月―3月期、日経平均株価は、2月の米国雇用統計の大幅な改善による米国株価の上昇を要因として8ヶ月ぶりに10,000円台を回復し推移した。

日経平均株価(単位:円)

  最高 最低
1月 8,911 7,868
2月 9,866 8,780
3月 10,255 9,509

業況

 今期(1〜3月期)の全業種の業況は前年同期比で、売上額が▲1.9%、売上数量▲2.0%、収益が▲2.0%となった。前期(10〜12月期)との比較では、売上額は1.8ポイント、売上数量は2.3ポイント、収益は2.6ポイントそれぞれ悪化した。
 前期に比べ、売上額が増加したと回答した事業所は11.7ポイント減少して26.2%、減少したと回答した事業所は6.7ポイント増加して45.4%になった。また、変らずとの回答をした事業所は5.0ポイント増加して28.4%となった。
 収益が前期に比べ、増加したと回答した事業所は6.5ポイント減少して24.1%、減少したと回答した事業所は6.0ポイント増加して42.6%になった。また、変らずとの回答をした事業所は0.5ポイント増加して33.3%となった。

売上額DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(1〜3月期)の全業種総合の売上額DIは▲19.2となり、前期(10〜12月期)に比べ18.4ポイントの悪化となった。
 来期(4〜6月期)についてのDIは0.7となり、今期に比べ19.9ポイントの改善を予想している。

収益DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(1〜3月期)の全業種総合の収益DIは▲18.5となり、前期(10〜12月期)に比べ12.5ポイントの悪化となった。
 来期(4〜6月期)についてのDIは▲12.3となり、今期に比べ6.2ポイントの改善を予想している。

対前期比売上額DI H23
4月〜6月
H23
7月〜9月
H23
10月〜12月
H24.1月〜3月 H24
4月〜6月
予想
見通し 実 績
増加した 30.1 39.8 37.9 17.6 26.2 29.5
変わらず 26.5 26.1 23.4 35.3 28.4 41.7
減少した 43.4 34.1 38.7 47.1 45.4 28.8
「増加」― 「減少」 ▲13.3 5.7 ▲0.8 ▲29.5 ▲19.2 0.7

対前期比収益DI H23
4月〜6月
H23
7月〜9月
H23
10月〜12月
H24.1月〜3月 H24
4月〜6月
予想
見通し 実 績
増加した 23.4 28.3 30.6 15.8 24.1 20.1
変わらず 36.9 42.0 32.8 40.6 33.3 47.5
減少した 39.7 29.7 36.6 43.6 42.6 32.4
「増加」― 「減少」 ▲16.3 ▲1.4 ▲6.0 ▲27.8 ▲18.5 ▲12.3

*このレポートは高岡市内176社、射水市17社の計193社について景気の現況と 見通しについて調査を行ったものです。(回答142社、73.6%)

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